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2014/9/12 更新 どんな住まいにだって、絶対に必要なのがトイレです。毎日お世話になる場所であるにもかかわらず、意外とその空間の使い方が無視されていることも多いようです。ウォシュレットに変更しただけで快適と思っていませんか? 「トイレをきれいにしておくと運気や金運があがる」という話も耳にします。そこで、快適リフォームにするためのポイントや費用についてご紹介します。
《トイレにもグレードや種類が沢山ある》 初めに、トイレ設備のグレードについて知っておくとよいでしょう。一口に「トイレ」と言っても、暖房や洗浄機能のついたウォシュレット便座、いろいろな機能が付いている高級ウォシュレット、便器と水タンクだけといったシンプルなタイプもあります。 最近の洋式トイレには、洗浄用のタンクが壁に埋め込まれているタイプや、機械で洗浄水を制御することでタンクを無くしてしまう(タンクレス)タイプなどがあり、いずれもハイグレードになります。 また、ウォシュレットなどの洗浄便座機能の有無、脱臭機能の有無によっても価格が違ってきます。特に低価格の便器では、寒暖差が激しい場所などでタンク外部が結露するものもあるので、事前にカタログなどで確認するか、工事業者と相談する事をお奨めします。 《トイレリフォームの時に壁や床を直すか?》 床や壁をいじらず、既存の洋式便器と同等グレードのものに取り替えることも出来ますが、床が傷んでいたり、壁の内装などが汚れていることが多いため、トイレの交換にあわせて、床や壁の工事を同時に施工されることが一般的です。 トイレの床は水が飛び散ったり、湿気がこもりやすいため、床材には水や汚れに強いものを選ぶことをおすすめします。例えばクッションフロアや耐水・耐アンモニアのフローリングやタイルといったものがあります。 いずれも一般的なご家庭では、幅80cm、奥行き1,20~1,60cm程度の0.4~0.5坪(畳1枚分程度)ということがほとんどですので、床材の材料費も数千円~数万円程度で済むでしょう。 トイレリフォームの際には、便器だけではなく床や壁、こびりついた汚れの気になるところも一緒に工事することをおすすめします。
《タンクレストイレで新しい空間を作る》 狭いトイレ室内を少しでも広くしたいと考えている方にとって、壁や柱をいじらなくても手軽に広さを実感できるのがタンクレストイレです。 10~20cm程度でもトイレが壁に下がってくれることで、立ち座りの際に、ドアや壁に体をぶつけることも少なくなります。 タンクレストイレは洗浄水をためておく必要がないのと同時に、タンク上の手洗いもないので、広くなったトイレ室内にコーナー手洗いを設置することで、スッキリとしたサニタリー空間を作ることができます。 備考:タンクレスの場合トイレ内に手洗いが無いため基本的に手洗いを別につける必要があります 《収納スペースを有効活用する》 トイレが広くなったら、やはりトイレットペーパーやタオル、掃除用具などを収納しておくスペースも欲しいですね。 トイレの上部は比較的デッドスペースになりがちなので、収納を新たに設置するのも良いでしょう。既存の壁が傷んでいなければ、そのまま取り付けることも可能です。 また、便器をまたぐような状態で据え置くだけの収納棚もありますから、上手に活用してトイレ用品の収納力アップを図ることができます。 《アイテムにこだわる》 トイレ空間のさりげないこだわりとして、お好きなアクセサリーアイテムを選んでみることも楽しいものです。 下地の壁が傷んでいなければ、10分程度で取り付けられるものがほとんどですし、便器交換と一緒に依頼すれば、工賃はほとんどかからない場合が多いので、この際こだわりのタオルレールやペーパーホルダーなど、自分にあったものを見つけてみてはいかがでしょうか。 目立たないし、あまり長居しない場所かもしれませんが、家族全員が使う場所ですし、湿気や汚れで予想以上に傷むものです。こういったところに目を配ってあげること自体が、住まいに対する思いやりであり、私たちに求められているものなのかもしれません。毎日使用するトイレ、ぜひ見直してみるのはいかがでしょうか。 注目サイトLast update:2024/4/25
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